時代精神

河上イチロー」の時代というのは、「危ない1号」「危ない28号」「世紀末倶楽部」「BAD TASTE」といったものがオシャレに読まれていた時代でもあり、村崎百郎がメジャーだったころの話でもある。一方、「松永英明」の時代にはこれらの雑誌のノリの一部はネオ実話系とも言われる雑誌に受け継がれているものの汚いマイナーな雰囲気となったし、村崎百郎もマイナーとなって、今や覆面ライターといえばフェルナンド・ヤマグチである。